【実録】大会をポイント練習とする方式
当記事もご覧くださり、ありがとうございます。はらでぃです(^^)/
先日の日本選手権や福岡国際は面白かったですが、私たち市民ランナーがメジャー大会に参加するのは難しい状況が続いております(´;ω;`)ウウッ… 今回は多くの大会に参加していたシーズンを懐かしみ、当時(2019年1~3月)を振り返りました。
<当記事のコンテンツ>
【1】本方式の概要
【2】本方式の実録
【3】本方式のメリット・デメリット
【1】本方式の概要
タイトルの通り、大会をポイント練習の代わりとする方式です。元公務員ランナーで、今はプロランナーの川内優輝選手が取り入れていた練習方法として有名かと思います。時期によっては似たような方式を取り入れている市民ランナーの方も少なからずいるようです。
①大会の選択
・大会ありき:興味ある大会をピックアップ、それぞれの位置付けを決定する
・練習ありき:トレーニング計画を立てた後、最適な大会(種目)を選択する
②その他
・全ての大会で自己ベストを目指さない
⇒ 毎週自己ベストを狙うと疲労が蓄積し平日のランに影響するだけでなく、怪我のリスクも高くなります。種目(距離)にもよりますが、自己ベストを狙うのは月イチが限度だと思います。
・各大会を大切にする
⇒ 練習の目的・効果を明確にしタイムを設定するだけでなく、ラン後の「余裕度」や翌日以降の「疲労の残り方」にも目を向けることが重要だと考えます。私の場合、直前のポイント練習(主に木曜)ではスピード練習を入れて、設定タイムが問題ないかを確認していました。
【2】本方式の実録
私自身は本方式を2019年1~3月に掛けて実施しました(11週間で9大会:黄色・桃色帯の部分)。3月のフルでの3時間半切り(グロス)を一番の目標に、その過程で2月のハーフで1時間31~32分を目指しました。ちなみに練習用のシューズは主にNikeのFree Runでした。
①ハーフまでのプロセス
11月下旬のフルで3時間半切りに失敗して(35km過ぎで足が止まり、3時間35分台)以降、休養を挟み12月下旬からジョグやLSDを中心に練習を再開しました。
1月は火曜にジョグやLSD(青字)、木曜にペース走やインターバル(赤字)が定番でした。それぞれの大会の位置付けは「フル:カロリー消費」「ハーフ:距離・時間耐性の獲得」「10km:スピード刺激」「10マイル:最終確認」「最後のハーフで自己ベスト」でした(いずれもNikeのズームフライを着用)。
②フルまでのプロセス
ハーフにて想定を遥かに上回る自己ベストを出した疲労と次のターゲットがフルであることから、2月上旬はジョグやLSDを中心としました。
ポイント練習は主に火曜と木or金曜、3月からは「ペース走(5分/km)&スピード刺激」を多くしました。それぞれ大会の位置付けは「30km:現状確認(できれば後半上げる)」「フル:距離耐性の強化」「10km:スピード刺激」「最後のフルで3時間半切り」でした(主にNikeのペガサス35を着用)。
2つの目標を共に達成できたことに加え、感触そのものも良かったので、本方式は私に合っていたと考えております。唯一の失敗は、3月2日のフルが非常にアップダウンの厳しいコースだったので、3月17日までに上手く疲労が抜けなかった感じがしたことです。この点に関しては大会について下調べが不十分だったと反省しております(ペーサーだったので、途中棄権やペースダウンも出来ませんでした)。
【3】本方式のメリット・デメリット
実際に取り入れてみて感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
①メリット:良い雰囲気の中で質の高い練習が出来る、メリハリをつけやすい
②デメリット:費用(大会参加費、交通費など)が掛かる、予定を変更しづらい
現在は上記デメリットを解消するため、大会に比べ安価な練習会(できればキャンセル可)を取り入れることが多くなっています。
当記事も最後までご覧くださり、ありがとうございましたm(_ _)m
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