ダニエルズ式③:Iペース及びRペース
当記事もご覧くださり、ありがとうございます。はらでぃです(^^)/
前回から大分間が空いてしまいましたが、今回はダニエルズ式の各論としてIペース及びRペースについて取り上げます。シーズントレーニングの場合、フェーズⅠではほとんどがEランニングですが、ⅡではRラン、ⅢでIランを追加するので、Tペースは次回の記事にまとめることにしました。
harady-has-a-self-denying-spirit.hatenablog.jp
【Iペース(I:Īnterval)】
①強度:%VO2maxの95~100%、最大心拍数(MHR)の97.5~100%
⇒ レースで10~12分間維持できるペース
②距離:1回の疾走時間が3~5分(休息時間:疾走時間と同じ~1分ほど短く)
⇒ 週間走行距離の8%又は10kmのより短い方が上限
※距離ではなく、時間を目標にHランニング(きついと感じるランニング)を行うことも可
③効果:最大酸素摂取量(VO2max)の向上
⇒ イメージは、5kmや10kmのレースに求められる有酸素的なスピードの向上です(マラソンにおいてもレースペースに対する余裕度を持つ上で重要です)
④備考:休息時間を短く保つことができれば、疾走時間が3分より短くても構わない
⑤練習例:1km×5(リカバリー:3分ジョグ)
私の場合、1km×5~7をIペースよりやや遅いペース(5kmのレースペースが目安:15~20分維持できるペース)でリカバリーを短く(1~3分)して実施することが多いです。これは私がスピードよりスタミナに難があるためです。
【Rペース(R:Repetition)】
①強度:%VO2maxの105~110%、2分間で必ず最大心拍数(MHR)の100%に到達
⇒ レースで4分40秒~7分間維持できるペース
②距離:1回の疾走時間が2分以下(休息時間:疾走時間より2~3倍ほど長く)
⇒ 週間走行距離の5%又は8kmのより短い方が上限
③効果:無酸素作業性やスピード、ランニング効率の向上
④備考:特に大事なのが十分身体を回復させ、正しい走動作を保つこと
⑤練習例:(200m×8)×2(リカバリー:200m、セット間:800m)
以前までは坂ダッシュ等で代用していましたが、2020年6月からは本格的にRランを取り入れました。その理由としては4分15秒(サブ3ペース)に対する余裕度を上げることとランニング効率の向上です。しかし、まだRランに慣れていないこともあり、後半にフォームが乱れることが課題です。
ダニエルズの表ではVDOT30(フルマラソン4時間50分程度)から設定(第3版ではVDOT20まで追加)されていますが、私はIランやRランに取り組むなら男性はサブ4、女性はサブ4.5程度からで十分だと考えています。私自身サブ3.5ぐらいまではIランはあまり必要ではなかったのではないかと思っていますし、Rランは前述の通り3ヶ月ほど前から取り組み始めました。
当記事もご覧くださり、ありがとうございましたm(_ _)m
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