エセ薬剤師のランニング備忘録

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ダニエルズ式②:Eペース及びMペース

当記事もご覧くださり、ありがとうございます。はらでぃです(^^)/

1回目とは随分と間が空きましたが、今回はダニエルズ式の各論としてEペース及びMペースについて取り上げました。特にEペースは初級者~上級者まで全てのランナーにとって重要なランニングペースです。

harady-has-a-self-denying-spirit.hatenablog.jp

 

【Eペース(E:Easy)】

①強度:%VO2maxの59~74%、最大心拍数(MHR)の65~78%

 ⇒ 大多数のランナーが練習の大半に費やす「会話ができ、いつでも楽に走りきれるペース」もEペースに含むようです。

※Eペースの強度については多くのランナーで意見が分かれている印象があります。私自身の考えも今後の記事にする予定です。

②距離:1回のランで、短くても30分間

 ⇒ ロング走(Lランニング)の場合は週間走行距離の30%以下(週間走行距離が64km以上の場合は、その25%又は150分のより短い方が上限)

③効果:ケガ耐性の向上や心筋の発達、毛細血管の新生促進など

 ⇒ Lランの場合、長い距離に対する自信の獲得も加わります。

④備考:ウォーミングアップ(W-up)やクーリングダウン(C-down)、高強度ラン(Rペース等)のリカバリージョグなども該当

(注意)W-upやC-downで30分以上走る必要はありません

⑤練習例:時間ベース(40分など)、距離ベース(8km)いずれも可です。個人的には距離ベースの方が好みです。また、夏場などは4km×2のように給水・補給の時間を別途、確保しています(ちなみにリカバリーは30秒~2分を目安にしてます)。

私の場合、W-upやロング走、つなぎジョグの中盤はEペースの強度です。しかし、それ以外のC-down等は更に低い強度(自分ではジョギング:Jペースと呼んでます)で走っています。

 

【Mペース(M:Marathon)】

①強度:マラソンレースの設定ペース

(注意)目標のレースペースではなく、VDOTから予測される現状の実力に応じたペースを指します

②距離:1回のランが週間走行距離の20%又は29kmのより短い方が上限

③効果:生理学的な効果はEペースと同じ

 ⇒ レースペースへの慣れや給水の練習など自信の獲得が目的に加わります。

④備考:Mペースの予測は、10km以上の結果が望ましいと考えられています

⑤練習例:時間ベース(40分など)、距離ベース(8km)いずれも可です。Eペース同様、分割して取り組む場合もあります

単体でのMペース実施は、本命レース4週間の30km走ぐらいです。ほかは秋~冬のセット練習(ポイント練を2日続ける場合)で、2日目に取り入れることが多いです。

 

繰り返しになりますが、特にEランニングは全てのランナーにとって重要なトレーニングです。VODTなどから自分の実力に適したペースを求めて、そのペースを守って実施することを意識することが大切です。

当記事もご覧くださり、ありがとうございましたm(_ _)m

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