エセ薬剤師のランニング備忘録

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ビタミンその③:水溶性ビタミン(後半)

当記事もご覧くださり、ありがとうございます。はらでぃです(^^)/

「ビタミン」をテーマにした3部作の最後です。

harady-has-a-self-denying-spirit.hatenablog.jp

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今回取り上げるビタミンはいずれも「ビタミンB群」に含まれますが、いずれもビタミン■ ではない名称が一般に知られているビタミンです。ビタミンBは、発見後に混合物であることが判明し各成分に単離された後、更に作用が類似した(主に糖質の代謝などエネルギー代謝に関与する)成分がビタミンBに追加されていきました。

(参考)なぜビタミンBにはやたら数字がつくのか(QuizKnock)

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エネルギー生産とビタミンB群(大塚食品)より

 

【水溶性ビタミン(後半)】

ナイアシン(ビタミンB3):エネルギー代謝などに関わる(補酵素

 ⇒ 魚介類(カツオやマグロ等)やレバーなどに含まれています。通常の食生活で過不足なく摂取できるビタミンです。また、アルコールを代謝する酵素にも関与することで知られています。

パントテン酸ビタミンB5):エネルギー代謝などに関わる(補酵素

 ⇒ ギリシャ語で"pantothen"は「どこにでもある」という意味で、動植物界に広く分布しています。特に多く含まれる食材は卵、納豆、肉類(レバー等)などです。

③ビオチン(ビタミンB7):主にタンパク質の代謝に関わる(補酵素

 ⇒ 卵や肉類(鶏レバー等)、きのこ類(しいたけ、まいたけ等)などに多く含まれます。ドイツ語の皮膚 (Haut)に由来してビタミンHと呼ばれることもあります。

葉酸(ビタミンB9):赤血球などの合成を助ける

 ⇒ レバーや鰻、豆類(えだ豆、大豆等)などに多く含まれています。ビタミンB12と同様に貧血の対策として欠かせないビタミンの一つです。また、妊娠初期の女性が十分な葉酸を摂取すると、胎児において神経管閉鎖障害という神経管の発育不全になるリスクを減らすことがわかっています。そのため、特定保健用食品の「疾病リスク低減表示」が認められた関与成分の一つに葉酸(プテロイルモノグルタミン酸があります。

特定保健用食品(通称トクホ)とは、消費者庁長官の「許可」を得て、特定の保健の用途に適する旨を表示できる食品です。 

 

ビタミンに関しては以上です。今回は各ビタミンを多く含む食物も調べたので、改めて食生活を見直す機会にもなりました。

今後は少し別のテーマを書いた後にミネラル(無機質、カルシウムや鉄など)やビタミン様物質(など)の記事も上げたいと思います(^^)

当記事も最後までご覧くださり、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 【直近のトレーニング】

・07/04(Sat)、07/05(Sun):ランオフ

6/29(Mon)~7/5(Sun)の週間走行距離:45.2km

・07/06(Mon):補強運動+4km(18分21秒)、計5km

・07/07(Tue):ランオフ

・07/08(Wed):補強運動+5km×2(ave.4分34秒)、計12km

ここ5日間のうち、3日間がランオフ、6日はMペースにも関わらず4kmでギブと散々な内容でした… 特に土日は何もやる気が起きず、補強運動すらせずにただただ引きこもる結果となってしまいました… _| ̄|○

8日は気を取り直してほぼMペース(最初の1kmが遅すぎました)で計10kmをこなし、少しだけ感覚を取り戻せた気がします。月末には30km走を控えているので、上手く調子の波をコントロールできたらと思います!