エセ薬剤師のランニング備忘録

赤字だけでも読んでいただけると嬉しいです。カテゴリーの▶をクリックしていただくと、記事を検索しやすいです。

第97回箱根駅伝予選会(2020年10月開催)の所感②:個人編

当記事もご覧くださり、ありがとうございます。はらでぃです(^^)/

今更ですが、先日(10月17日)開催された第97回東京箱根間往復駅伝競走予選会の所感の続きです。前回の「チーム編」と今回の「個人編」に分割したのですが、「個人編」については何を書いて良いのか分からず、かなり迷走しています…苦笑 ちなみに選手名に対する敬称略ついてはご了承くださいm(_ _)m

 

f:id:Harady:20201025214644p:plain f:id:Harady:20201025214702p:plain

※全体トップのJ・ラジニ(拓大、左、スポニチ)と全体5位(日本人トップ)の三浦(順大、右、デイリー

 

<当記事のコンテンツ>

【1】結果

【2】学連選抜

【3】本選ならびに来年の展望

 

【1】結果(最終順位)

①レース展開

・上位は留学生が形成する第一集団(4名、14分05秒-28分15秒-42分42秒)、日本人上位争いをしていた第二集団(おそらく7名、14分15秒-29分01秒-43分55秒)と第三集団(30名強、14分38秒-29分22秒-44分04秒)に分かれる展開となりました。

※( )内は大まかな5km、10km、15kmの通過タイムです。

ラスト1周(残り約2.6km)を前に第三集団が第二集団を吸収し、日本人上位争いが苛烈を極めました(20km通過58分35秒が8名)。

従来のコース(立川駐屯地立川市街地→国営昭和記念公園)でなく「平坦な駐屯地内の周回コースだったこと」と雨が降るも「気温が低かったこと」から好記録が続出しました。

※細かいレース展開を知りたい方は、以下の2つを参照してみてください。

(参考1)第97回箱根駅伝予選会(テキスト速報、Sportsnaviより)

(参考2)(ダイジェスト動画)

②結果(上位選手15名および予選を通過した大学の最上位選手)

f:id:Harady:20201025220801p:plain

※グレーの網掛けは残念ながら落選してしまった大学の選手達です。

・上位の留学生4名は序盤からはハイペースで競り合い、日本学生記録を2~5位を占めました(歴代1位はM・モグスの59分48秒、元2位はD・ジェンガの60分39秒)。全体1位はJ・ラジニ、2位はR・ヴィンセントと前回2区でも結果を残した2名(それぞれ区間2位タイと4位)でした。

日本人上位はペースが安定していた第三集団でレースを進めた選手が多くを占めました。一方で攻めの走りを見せた第二集団の選手のうち、池田や西、そして吉居が上位に食い込みました。

③ルーキー

・大会前に最も注目を集めたルーキーは、日本インカレ5000m優勝者である吉居だったと思います。吉居は初ハーフにも関わらず、第二集団で攻めの走りを見せました。終盤は脚が残っておらず持ち前のスパートは影を潜めましたが、大きく崩れることなくチームトップは素晴らしい結果だと思います。

・大会後に最も注目を集めたのは、日本人トップに輝いた三浦です。三浦は第三集団で安定したペースを刻み、終盤に追い上げる見事な展開を見せました。更に大迫(早大、現マラソン日本記録保持者)の持っていたU-20日本記録(61分47秒)を更新する快挙でした。

・他のルーキーを見てみると、本戦参加校では順大2名(石井21位、内田30位)や専大チームトップの木村(44位)の健闘が光りました。落選校では東農大の2名(高槻34位、並木47位)が来年以降、楽しみです。

 

【2】関東学生連合チーム

①選出条件と選出が予想される選手

・選抜条件を簡単に示すと「留学生を除く」「予選会参加者」「本戦出走の経験が無い」「各大学1名」です。これらを踏まえると以下のメンバーが予想されます(登録は16名ですが、出走10名ならびに当日変更が最大4名なので14名まで調べました)。

f:id:Harady:20201025220828p:plain

 ②本戦での予想

・10番手が全体78位は2位通過の中央大に匹敵する選手層です(中大の10番手が73位です)。

・エース格となる難波と村上は他校のエースに引けを取らない実力者と言えます(個人11位と15位)。どちらが1人が2区、もう1人が1区や3区を担当し序盤で流れを作れれば、4区終了時点で一桁順位も狙えると思います。

 

・個人的には「本戦出走の経験が無い」「各大学1名」の条件を除いてくれれば、前回出場の筑波大や中央学大の選手も参加出来て、大会全体に刺激を与えてくれるのになぁ~なんて思ったりもします(学連の意義などについては誰もが思うところはあるでしょうが…)。

 

【3】本選の展望

①各校のエース

J・ラジニ(拓大)とR・ヴィンセント(国士大)の2名は前回同様2区出走が濃厚なので、区間記録に迫るような快走を期待したいです(前回は区間歴代3位タイと7位タイ)。

・下記のルーキーを除けば、池田(日体大、前回1区3位)と菊池(城西大、94回6区17位)が実力者ですが、今回が最後の箱根であり、経験のある区間に起用されるのか花の2区に登場するのか注目です。

②ルーキー

三浦(順大)は6区が希望だが1区や2区も考えているとのこと。私はOB塩尻(2区日本人歴代3位、現富士通)同様に4年連続で2区を走ってほしいですが、今年は12月に日本選手権(5000m、10000m、3000mSC)が開催されることから1区か6区が現実的だと思います。

・三浦と同様、日本選手権を視野に入れている吉居(中大)もラストでの勝負強さが活かせる1区と予想しています。

 

 

私は中高生の頃に陸上部だったこともあり現在もランニングを趣味としていますが、陸上に興味を持ったきっかけは第74回箱根駅伝でした(神大5区の勝間選手のゴールシーンに一番惹かれました)。以降、箱根駅伝を見逃した年はありません!今年は新型感染症のため予断を許しませんが、形式は何であれ開催してくれることを願うのみです(*˘人˘*)

当記事も最後までご覧くださり、ありがとうございましたm(_ _)m

にほんブログ村に参加しているので、下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです (。>人<。)

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村