ダニエルズ式①:概論
当記事もご覧くださり、ありがとうございます。はらでぃです(^^)/
今回は多くの市民ランナーが師事するDaniels' Running Formula(通称:ダニエルズ式)について取り上げました。しばらくは公認大会への出場も見込めないので、長期計画を立てる上で改めて整理し、実践していきたいと思います。
【ジャック・ダニエルズ氏について】
・『Runner's World』誌上において「世界一の指導者」との評価を得てきた
・近代五種の競技者として五輪で2度メダリストとなり、世界選手権でも優勝している
・本人が何よりも誇りに思っているのは、2人の娘と妻ナンシーである
【ダニエルズ式の特徴】
①VDOTを用いたレベルの設定
②設定レベルに対応した5つのペース(強度)
③充実したトレーニング計画
①VDOTを用いたレベルの設定
・VDOT(ブイドット):ランニングにおける偏差値(物差し)みたいなもの
・VDOTの求め方:直近の大会(又はタイムトライアル)の距離とタイムから算出
※一覧表と照らし合わせる or 公認の計算機を使います
⇒ 現状に合ったランニング強度が導き出される
※目標タイムありきのトレーニングで見られる挫折およびオーバーワークによる怪我が防げる
・複数の持ちタイム(VDOT)がある場合:一般に一番高いVDOTを採用
②設定レベルに応じた5つのペース(強度)
・E(Easy)ペース:ケガ耐性の向上、心筋の強化など
・M(Marathon)ペース:上記+レースペースに対する自信の獲得
・T(Threshold)ペース:乳酸処理能力(≒スピード持久力)の向上
・I(Interval)ペース:最大酸素摂取量(≒有酸素的スピード)の向上
・R(Repetition)ペース:スプリント能力の強化、ランニング効率の向上
※乳酸処理能力および最大酸素摂取量については、馴染みのない方のためにイメージ(≒)も併記しました
⇒ VDOTから導き出された「各ペースを守る」ことが重要!
※遅すぎるのはもちろん、速すぎても疲労やケガに繋がるのでNG!
③充実したトレーニング計画
・シーズントレーニング(広く浸透している4つのフェーズ×原則4週)
・体力向上のトレーニング(レベル別に4つのプログラム)
・800m~フルマラソンまで対応したトレーニング(フルでは6つのアプローチ)
※他に高所、クロスカントリーなどがありますが、活用する機会はほぼないでしょう
今後の私のトレーニング計画は以下の通りです。
①VDOT:フル ⇒ 約50、5km ⇒ 約54
②5つの強度:E ⇒ 50、M ⇒ 51、T ⇒ 52、I ⇒ 53、R ⇒ 54
※距離によるVDOTの差が大きいので、各ペースの設定を調整してます
③トレーニング計画:7月以降はフルのアプローチのうち「5週間サイクル」を3周してみようと思います。
当記事も最後までご覧くださり、ありがとうございましたm(_ _)m
【直近のトレーニング】
06/16(Tue):補強運動+坂ダッシュ(30秒×4+20秒×4)+快調走1km、計4km
06/17(Wed):補強運動+ジョグ90分、計15km
06/18(Thu):(完全休養)
16日は思ったより身体が動きましたが、体力が戻ってきたのか暑くなってきたからなのかどっちなんでしょう?
18日は所用で帰宅後に補強運動だけは実施の予定でしたが、仕事のストレスから帰宅途中で呑んでしまいました。